歌詞

言葉にならない思いが　胸を叩いてる

逃げ場のない夜にだけ　本当の自分が顔を出す

誰にも言えない嘘を　僕は今日もひとつ抱えて

笑ったフリで通り過ぎる　この世界の雑音の中で

信じるって何だろう？　疑うって弱さかな？

そのどっちも持て余してる　君の目がやけに眩しかった

なぁ、今なら話せるかな

「好きだった」それすら嘘みたいだな

優しいフリして逃げた僕に

君の笑顔は痛すぎた

冷蔵庫の奥で凍ったままの“勇気”

いつか使おうと残したレシート

でも期限切れの気持ちはもう

誰にも届けられない気がしてた

涙の行き場を知らないまま

僕らは明日を選び続ける

誰かの正しさじゃ測れない

答えのないこのモノローグ

傷ついた分だけ強くなる？

そんな公式に救われたくない

だけど、君がいた世界なら

もう一度信じてみたいと思えた

走ってないのに息が切れて

焦る心が足を縛る

他人と比べた理想のカケラ

全部捨ててしまえたならなぁ

「自分らしく」なんて言葉も

誰かが決めた“らしさ”の檻だった

「時間が癒す」って、あれ都市伝説

現実はただ痛みを熟成

言えなかったこと、言えたはずのこと

全部、脳内で脱色してく記憶のモンスター

君の名前　100回リピート

だけどこの声は　現実に届かない

祈りと呪いの狭間で

僕はまだ、ここにいる

答えのない道を歩いても

君の声が背中を押してる

間違いばっかのこの旅路が

なぜか今は　愛おしくて

失くしたものに名前をつけて

そっと胸に仕舞い直した夜

もう一度　君に会えたなら

「ありがとう」って言える気がするんだ

「幸せになって」なんて嘘だ

本当はまだ　隣にいてほしかった

でも、もう　願いごとは一つでいい

君がどこかで笑えていますように

涙の行き場を知らないまま

僕らは明日を選び続ける

誰かの正しさじゃ測れない

答えのないこのモノローグ

さよならも　後悔も

全部連れて生きていくよ

たとえもう　二度と会えなくても

君がいたこの世界が　僕のレジスタンス