見知らぬ日は旅のジャケット写真

歌詞

窓辺は退屈

AsaMo

遠くへ

美しく煌めく、海を目指し

気儘に

木陰の下で、鎮まる。

坂上の崖から

手を伸ばす花のせいで疼く過去

どうにか

先の見えない浜辺まで。

浮腫んでいく度、なにかが変わる

癒えない傷も、太陽が包む

窓辺に飾る、花は退屈

言えないけれど、見えないけれど。

新しい朝、硝子の向こう

固唾を飲んで、手を挙げてみた

どうして

降る道

小さく鼻歌を歌う

見知らぬ街に出会うまでも旅

夏の揺らぎが見えた

錯乱と

酷さに騙されながら

枯れゆく森を背に

この歩みは続いてゆけ

あの日の退屈よ

さよならね

心を

失わないように、揺れるように。

孤独と

見紛わないよう、手を鳴らせ

隙間雲から覗く昼月が

どうしても虚しくて

どうにか、あの陽炎の

その先まで

川に飛んでも、泳げてしまう

暑苦しさを、塗り替える蒼

奥底に住む、あんな命も…

言えないけれど、泣けないけれど。

私を照らす、真昼の空が

あんまりにも、高すぎるから

こうして手を

仰ぎ行く

始まりに似合う歌と

見知らぬ日は旅。

どこまでも続く並木の奥の

海に

気付けたなら

あなたは微笑むのだろう

追憶、醜さに心押されて

笑ってみせた。

あの日の後悔に

さよならしたら。

  • 作詞

    AsaMo

  • 作曲

    AsaMo

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昨日とは少し違う。

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