月を吸って。のジャケット写真

歌詞

月を吸って。

フユイリ

許してしまった明日を迎えることも

それを諦める勇気が少しでもあったなら

夢から覚めてしまった時

この自然な世界が理解できなくて

空に浮かぶ眩しい月だけが

新鮮で正しく美しかった

変わる景色に追いつくように

飾る笑顔が最低だ

触れる期待に騙されては

狂おしいほど

惹かれてしまうんだ

許してしまった明日を迎えることも

優しさに嘘をつけていないから

空虚な愛にただしがみついて

在り方を忘れても日々を終わらせないように

追憶と現実に線引きしながら

生活に縋り付いて離れないでいて

時間の波が押し寄せてきて

足元も見えなくなっていたんだ

理想を妄想で並べても

礼節に流されてしまうだけ

絵本の中なんかじゃない

ねえ、そうでしょ

遠く向こうから声が聞こえる

戻らないよ、もう

許してしまった心で苦しむ事は

淡く滲んで色褪せた僕のせいだ

空虚な愛にただしがみついて

在り方を忘れても息を呑んで笑って見せてよ

消えない記憶を刻みながら

生活に目を逸らさず俯かないように

それだけ。

  • 作詞

    有明 瀬凪

  • 作曲

    有明 瀬凪

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    フユイリ

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