やきとりのジャケット写真

歌詞

やきとり

Oft’n

真夏のぬるい夜風が

チリンチリンと風鈴鳴らす

煙たい空気のその向こうから

お前はやってきた

したたる脂 吹き上がる煙

炭火の熱気に脳が溶けて

「ねぎま」しか言えない口になる

やきとり!やきとり!

焼き目の誘惑 脳が蒸発

ねぎま!もも!かわ!

夏の夜 七輪の前で

人類は文明を捨てた

瞳に映る炭火 手にはビール

湿った夜の空気の中

屋台の灯りが揺れていたら

もう戻れないだろう

うちわの風じゃ足りやしない

熱で理屈が蒸発する前に

タレか塩か どっちか選んで

やきとり!やきとり!

理性の炭化 脳が焼ける

つくね!レバー!ぼんじり!

炎と煙が呼び覚ますのは

俺の中の野生

焼けた匂いに 名前はない

ただもう少しだけ 焼いてくれ

串も言葉も置いてしまって

今はただ 感じたい

やきとり!やきとり!

記憶も言葉も 煙に消えて

せせり!なんこつ!はつ!

この夜が明けてもきっと

俺たちは戻れない

  • 作詞者

    Oft’n

  • 作曲者

    Oft’n

  • プロデューサー

    Oft’n

  • ボーカル

    Oft’n

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