歌詞

大事なのは「想い」の内容じゃない

道のり険しさや距離でもない

行く先が同じかどうか

首を長くして待てるかどうか

星の数ほど言われた「愛してる」

「君はまるで太陽」くだらない

月夜の灯だけが染まらない

唯一導く光だ

のぼせそうなほどに浸る青い記憶に

映るモノ全てが嫌になって

求める心が違うだけで

こんなにもすれ違うなんて

飲み込んだ言葉の数だけで

星なんて笑えるくらいだ

わかってよ わかってよ

私の目は真っ直ぐだと

蓋した目から零れてる

青い青い冷たい涙

笑ってよ 笑ってよ

離した手は間違いだと

私の目を覗いている

赤い赤い瞳のマリア

一方的な愛情放っておいて

「噛み合わない」なんてないんじゃないの？

想いが届かないんじゃなくて

貴方にはそもそも受け皿が無いでしょ？

この歌も歌詞も全部全部

私だけの為に生まれは朽ちて

それでもまたこの身削いで骨を断って

歌って 歌って 歌って

この夜も欲も全部全部

眩くてこの手を伸ばしてしまった

この血を売ってあなたの目を見て

まだ歌っていいの？

この街も時も全部全部

寂しくて孤独に敗れ逃げて

それでもまた憩いの種と風に舞って

歌って 歌って 歌って

その髪も肌も全部全部

愛おしくてその手を離してしまった

この身を売った私の言葉で

まだ笑っていいの？

わかってよ わかってよ

私の目は真っ直ぐだと

蓋した脳裏を埋めるのは

高い高いあなたの笑い声

笑ってよ 笑ってよ

離した手は間違いでも

私の目は潤ってる

いずれその心も濡らすだろう