Unfamiliar Front Cover

Lyric

Unfamiliar

Nayori

雨上がりのグラウンドで

昨日の笑い声がにじむ

君がふと見せた表情

まぶたにまだ焼きついてる

季節が変わって

人も変わって

名前も声も遠ざかる

夕立のあとに残った

私、一人の夏

ひまわりの影に隠れて

伝えそびれた「好きだった」

風の匂いは

まだ君を運んでくる

忘れたくないって思うほど

痛いのはどうしてだろう

さよならの温度だけ

ちゃんと覚えてる

放課後の駐輪場

錆びたベルがやけに響いた

君のシャツがさ

少し透けて

見ていられなくて

目をそらした

嘘でもよかった

本当じゃなくてよかった

最後に笑ってほしかった

こぼれた言葉より

黙った君が苦しい

夕焼けの影にまぎれて

ひとりごとの「大丈夫」

平気なふりが

癖になるのはなぜ?

君がくれた夏が今も

胸を騒がせるたびに

思い出すのはきっと

言えなかったことばかり

花火が消えたあの夜も

寄り添っていた帰り道も

全部、忘れられたのならさいいのに

君を忘れるその日まで

きっと私、夏を

嫌いになれないみたい

嫌いになれない

  • Lyricist

    Nayori

  • Composer

    Nayori

  • Recording Engineer

    Nayori

  • Mixing Engineer

    Nayori

  • Mastering Engineer

    Nayori

  • Vocals

    Nayori

Unfamiliar Front Cover

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