白雨ノ約のジャケット写真

歌詞

心中未遂

いちごミルク

沈む街 灯りもない

冷えた指 震える声

絡まる影 呼吸を止め

逃げ場のない この夜に酔う

溶けて 消えて 霧の向こうへ

心の傷を雨に流して

それでもまだ 叫びたくて

夜に落ちる ふたりの影

錆びた誓いを 指に絡めて

「終わらせよう」と 笑う君

だけどその手が 震えていた

この痛みは 消えないまま

もしもこのまま堕ちたなら

光は二度と戻らない

崩れ落ちる最後の場所で

名前を呼んで ただ強く

溶けて 消えて 霧の向こうへ

心の傷を雨に流して

それでもまだ 叫びたくて

夜に落ちる ふたりの影

「嘘だ」と囁く唇

砕けた夢を 手のひらに抱く

「生きていて」と言えなくて

ただこの夜に 溶けていく

もしもこのまま堕ちたなら

光は二度と戻らない

崩れ落ちる最後の場所で

名前を呼んで ただ強く

沈む影と消えた言葉

心の奥で響く音

「さよなら」と囁いた君の

涙だけが まだ温かく

静寂の中、霧が晴れる

弦の音だけが残ってる

そして夜は終わりを告げ

次の朝が、ゆっくりと始まる

  • 作詞者

    いちごミルク

  • 作曲者

    いちごミルク

  • プロデューサー

    いちごミルク

  • ボーカル

    いちごミルク

白雨ノ約のジャケット写真

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ゴシックメタルの幻想と荘厳な旋律が交錯するアルバム**「白雨ノ約」**。冷たい雨に包まれた世界で、悲劇と誓いが交わる10の楽曲が紡ぐ物語。
静寂を破る「白雨ノ序曲」から始まり、夜鴉の孤独を歌う「月影に舞う夜鴉」、死者たちの儚き宴「影ノ宴」、別れと誓いを告げる「涙雨のレクイエム」、そして壮大なフィナーレを飾る「白雨ノ約」へと続く。セリーナの力強くも儚い歌声と、荘厳なストリングス、激しく美しいギターが織りなす旋律は、聴く者の魂を揺さぶる。
「雨が止むその時、私たちは永遠の夜を越えて」——
静寂と狂気、絶望と希望が交錯する、この音の宴を、あなたの心に。

アーティスト情報

PinkNokko's

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