白雨ノ約のジャケット写真

歌詞

虚空ノ囁き

いちごミルク

夜の風が頬を撫でる

耳元で誰かが囁く

名もなき声が呼んでいる

「終焉はすぐそこに…」

砕けた星の光が揺れ

静寂に沈む廃墟の街

消えゆく記憶の亡霊が

闇へと手招く影になる

「目を閉じろ すべて忘れろ」

囁きは心を蝕(むしば)む

夜の奥に堕ちるたび

終わりの鐘が響いてる

風に溶けていく声

呼んでも届かぬ祈り

虚空の中へ落ちていく

誰もいないこの世界

閉ざされた扉の向こう

影が這う沈黙の部屋

歪んだ鏡に映るのは

私じゃない誰かの顔

耳を塞げ それでも響く

遠くで笑う無数の声

夜に溶けた涙さえ

虚空の底へと落ちていく

風に溶けていく声

呼んでも届かぬ祈り

虚空の中へ落ちていく

誰もいないこの世界

闇に溶けていく声

帰る場所などどこにもない

夜の果てへ落ちていく

すべてが夢と消えるまで

風の音だけが響く

囁きはもう聞こえない

ただ静かに崩れゆく

終わりへと続く世界

  • 作詞者

    いちごミルク

  • 作曲者

    いちごミルク

  • プロデューサー

    いちごミルク

  • ボーカル

    いちごミルク

白雨ノ約のジャケット写真

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ゴシックメタルの幻想と荘厳な旋律が交錯するアルバム**「白雨ノ約」**。冷たい雨に包まれた世界で、悲劇と誓いが交わる10の楽曲が紡ぐ物語。
静寂を破る「白雨ノ序曲」から始まり、夜鴉の孤独を歌う「月影に舞う夜鴉」、死者たちの儚き宴「影ノ宴」、別れと誓いを告げる「涙雨のレクイエム」、そして壮大なフィナーレを飾る「白雨ノ約」へと続く。セリーナの力強くも儚い歌声と、荘厳なストリングス、激しく美しいギターが織りなす旋律は、聴く者の魂を揺さぶる。
「雨が止むその時、私たちは永遠の夜を越えて」——
静寂と狂気、絶望と希望が交錯する、この音の宴を、あなたの心に。

アーティスト情報

PinkNokko's

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