

午前零時の駅で 靴音だけが揺れる
言いかけた言葉は 缶コーヒーより苦い
風にほどけた沈黙 街灯がなぞって
まだ知らない明日へ 影を重ねてく
君は「平気」と笑って 少しだけ目を伏せた
僕は「そうか」とうなずき 優しさを置き忘れた
遠回りの会話ほど 本音を隠してしまう
ぬるい夜の改札で 心だけが急いでる
触れたら壊れそうで 触れなきゃ消えそうで
ちょうどいい距離なんて 誰が決めたんだろう
ため息に混ざるブラス 淡く空へにじんで
言えないままの想いが 胸の奥で鳴ってる
帰らないでと 言えたなら
このローファイな夜も 色づいたかな
君の横顔に 遅れて灯る
小さな恋が まだ息をしてる
朝になればきっと 何もなかったふりで
通知もない画面を 何度も伏せてしまう
強がりは上手でも 忘れるのは下手だね
閉まるドアの向こうで 名前だけが残った
冗談で逃げるたびに ほんとは少し痛い
似た者どうしだから 余計にすれ違う
ディレイした言葉たち 遅れて胸に刺さって
今さら気づく温度が 静かに熱を持つ
帰らないでと 言えたなら
にじむネオンさえ 味方になったかな
君のぬくもりを 覚えた指が
季節の前で 立ち止まっている
好きになるほど 臆病になる
大人になるほど うまく笑えない
それでも君と見た 何気ない景色が
今日の孤独を 少しだけ照らす
帰らないでと 今なら言う
遅すぎる夜でも 届いてほしい
君がいなくても 街は回るけど
君がいた夜を 僕は抱いている
消えない余韻で 明日へ歩いてく
遠ざかる電車に 手は振らないまま
胸のブラスだけが やさしく鳴ってる
- Lyricist
YuukiAoi
- Composer
YuukiAoi
- Producer
YuukiAoi
- Mixing Engineer
YuukiAoi
- Mastering Engineer
YuukiAoi
- Graphic Design
YuukiAoi
- Programming
YuukiAoi

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Midnight Ticket Gate
YuukiAoi



