

ぼくは ひとり 森の中にもぐりこむ
重いリュックサックを肩に負う
汗が流れる 頰をシャツでふく ああ
うだるような空気 綿の夜に満ちる
いつのまに ここにいる 一体なにを背にしてる?
一度くびきからも逃れきったはずがここにいる
知らぬうち ぼくはrobber それか殺人者
凍る予感 ばかり はりついて 動かないな
ぼくの上 みえぬ星たちの笑み
泥を泳ぐように息をきらし 歩く奥の奥へ
ねえ さびた肌の衛兵 それか飢えた野犬
イメージ たちがきめら 増える
ここで冷静な顔でいれる? うるさいな
時は老いをいそぐ 目は後悔でにごったけれど
藪の先へ いかりとrun away
燃える肉のなかで あつい骨をだいて
くらいくらいもりのなか
くらいくらいもりのなか
にげこんだ 枝を折り歩んだ
くらいくらいもりのなか
くらいくらいもりのなか
こわばった夜に回転 一瞬 一瞬 光った
くらいくらいもりのなか
くらいくらいもりのなか
にげこんだ さきにあなたはいないな
くらいくらいもりのなか
しめるシダの葉 頰に触れて
濡れて 紛れて 濫る 吐息 霧に隠して
凍りそうなとき かじかんだ指先に
Hey 握りしめた方位磁石 針がさした方へ
Anyway 引き返すことはできないからね
さよならをつげて ma friends, ma babe
とっくのとうに人間だった 立派な人間
だろうか ぼくは優しい人間? 人間?
くらいくらいもりのなか
くらいくらいもりのなか
にげこんだ 枝を折り歩んだ
くらいくらいもりのなか
くらいくらいもりのなか
こわばった夜に回転 一瞬 一瞬 光った
くらいくらいもりのなか
くらいくらいもりのなか
にげこんだ さきにあなたはいないな
くらいくらいもりのなか
もりのうたがきこえるなら
もりのうたがきこえるなら
- 作詞者
maco marets
- 作曲者
maco marets, TiMT

maco marets の“Forest Song (feat. TiMT)”を
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hey stereo (feat. Taisuke Miyata)
maco marets
- 2
Waves (feat. A.G.O)
maco marets
- 3
Cool Cool Cool (feat. Osteoleuco & TOSHIKI HAYASHI (%C))
maco marets
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Mizu no katachi (feat. 浮 & TiMT)
maco marets
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Forest Song (feat. TiMT)
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words from haru. (feat. Taisuke Miyata)
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Sweatshirt Lovers (feat. Taisuke Miyata)
maco marets
東京を中心に活動するラッパー・maco maretsがさまざまなゲストを招いて制作したコラボ・アルバム。A.G.O(CIRRRCLE)、TOSHIKI HAYASHI(%C)、TiMT(PEARL CENTER / Mime / Pistachio Studio)、宮田泰輔(メロウ・イエロー・バナナムーン / South Penguin)といったプロデューサー陣に加え、客演にはKSK(MGF)とピアニスト・Shimon Hoshinoのニュープロジェクト、Osteoleuco(オステオロイコ)やシンガーの浮(ぶい)、クリエイターのharu.らが参加。ジャンルをゆるやかに横断しながら、ラフ&タイトなリリックで2020年春以降の空気感を表現した。
アーティスト情報
maco marets
maco marets 1995年福岡生まれ、現在は東京を拠点に活動するラッパー/詩作家。2016年に1stアルバム『Orang.Pendek』でCDデビュー。2018年にはセルフレーベル「WoodlandsCircle」を立ち上げ、自身8作目となる最新アルバム『Wild』に至るまでコンスタントに作品リリースを続けている。近年はEテレ「Zの選択」番組テーマソング『Howl』や、藤原さくら、浮、Maika Loubteなどさまざまなアーティストとのコラボレーションワーク、詩集『Lepido and Dendron』の刊行、雑誌/Webメディアでの連載執筆など、多岐にわたる活動で注目を集めている。
maco maretsの他のリリース
TiMT
Woodlands Circle