歌詞

ここは広い平野で

人と建物がひしめき合って

後ろにそびえる山はいなくて

南の方に海があります

僕は狭いこの部屋で

2度と戻れないあの一瞬を

取り戻すために必死になって

誰かのために曲を書きます

生き物は海で産まれたから

死んだら海へ還るべきかな

ヒトは地上に留まるけど

僕の命は撒いて還してね

瀬戸内の海に

流れて 消えるだけ

そんなに悲しい

ことではないでしょう

瀬戸内の海に

流れて　消えるだけ

それまでどっかで

よろしく お元気でね

もし、僕が昔に

愛した人がいると仮定して

他の全てを手に入れた仕上げに

迎えに行くと君とすれ違う

左手に指輪をつけて

君に似て可愛い犬を連れてて

かなり寂しいけど良かったね

僕に気づかないまま家に帰る

家庭を持つのは幸せかな

今すぐギターをへし折ったら

ぎりぎり間に合う気もするけど

僕の命は聴いて感じてね

瀬戸内の海は

流れて いるだけ

退屈な暮らしも

悪くはないんでしょ？

僕たちの距離は

離れて いるだけ

今度の休みは

帰るわ よろしくな

あなたの暮らしが

流れて いるだけ

それより大事な

ことなどないでしょう

瀬戸内の海が

流れて いるだけ

それより大事な

ことなどないでしょう