Lyric

過ぎ去った日々ばかり思い出す

闇に溺れ深く堕ちていく感覚が

まるで暗い夜を彷徨っているようだ

逃げ出したいという叫びが

灰色の雲に霞んでいく

努力が報われない絶望が

全ての希望を消し去ってく

夜に染まりたい

月明かりに問う

自分の気持ちすら吐き出せない

心を封じた仮面の下で

音にならない叫びが響いてる

壊れてしまいそうなこの世界

ひとり生きていると知った

叫んでも届かない祈りが

胸の奥でまだ灯ってる

光なんて見えなくても

この闇に意味を探している

偽りで塗り固めた日々に

本当の自分を閉じ込めたまま

価値を決めるという言葉が

壁に書かれそれに縛られるように

人々は歩んでいく。

自由の果てに全てを切り捨てた

街の中で失われた自分を

探し続ける者たちの姿が(姿が)

見え隠れしている

夜に染まりたい

月明かりに問う

偽りすらも守るために

傷つくことを選んでいた

沈黙がすべてを物語る

忘れてしまいたい記憶さえ

今も胸を締めつけるけど

消えそうな光握りしめて

歩む理由を探している

壊れかけたその感情が

確かにまだここで息してる

誰にも見せられないままで

ありのままの僕は眠ってる

もう戻れないと知っている

積み重ねた後悔も消えない

崩れ落ちた心の隙間で

密かに誰かを求めていた

孤独に慣れたふりをして

傷つくたびに声を閉ざして

それでもまだ消せなかった

胸の奥で響くあの日の声

壊れてしまいそうなこの世界

ひとりじゃないと気づけたのなら

何度でも叫び続ける声が

明日を照らす光になる

闇に意味なんてなくても

この痛みが教えてくれる

偽りで閉じ込めた過去を

抱きしめて僕は歩み出す