重心の不在のジャケット写真

歌詞

重心の不在

TAKU_

言葉にすれば 嘘になる

喉で腐った 本当の音

「分かるよ」なんて 頷く視線

私から私を 奪うだけ

剥がれ落ちた 輪郭線

鏡越しに 怯えてる

誰の顔だ?

誰の影だ?

呼ばれて気付く 居場所の無さ

削られていく 輪郭線

無い 無い 無い

どこにも無い

なら いっそ——

許されたい わけじゃない

ただ 重心の置き場が欲しい

息の音すら 邪魔になる

ずっと 自分の影を踏む

透明なまま 終わるなら

その眼差しで 壊してよ

(壊してよ)

拍動のリズムがズレる

信号機が青に変わる

群れの中に紛れ込んで

自分を消して安心してる

……それでいいの?

許されたい わけじゃない

ただ 重心の置き場が欲しい

息の音すら 邪魔になる

ずっと 自分の影を踏む

透明なまま 終わるなら

その眼差しで 壊してよ

誰かが決めた

正しさのぬかるみで

息を吸うのも忘れるくらい

静かに溺れていく

重心を剥がせ!

許されたい わけじゃない

ただ 重心の置き場が欲しい

息の音すら 邪魔になる

ずっと 自分の影を踏む

透明なまま 終わるなら

その眼差しで 壊してよ

重心は——

どこにも、ない。

  • 作詞者

    TAKU_

  • 作曲者

    TAKU_

  • プロデューサー

    TAKU_

  • ボーカル

    TAKU_

重心の不在のジャケット写真

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    重心の不在

    TAKU_

周りに合わせて自分を消し、安心している現代社会のリアルな孤独と葛藤を射抜く、TAKU_のニューシングル『重心の不在』。

本作は、お洒落でありながらもどこかヒリヒリとした焦燥感を演出する、スリリングなオルタナティブ・ファンクポップ。エッジの効いた切れ味鋭いカッティングギターと、うねるようにボトムを支える重厚なベースラインが、極上のグルーヴを生み出している。

「言葉にすれば、嘘になる。」
喉の奥で腐りかけた本当の言葉を抱え、自分のアイデンティティ=“重心”の置き場を探して揺らぎながらも、魂の底から叫ぶような男性ボーカルの圧倒的なハイトーンが胸を刺す。

正しさのぬかるみの中で息を吸うのも忘れて溺れかけている、すべての迷える現代人に捧ぐ、シネマティックなインディーズアンセム。

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