Lyric

この長い坂の上には

知らない景色があって

大きくなればわかるものだと

ずっとそう思っていた

開いた写真よりも

ずいぶん背も伸びたのに

見える景色はいつもと同じ

変わらない街並みだけ

答えが出ない日々に怖くなる

だけど今は

声を枯らして、叫び続け

強がってみる

前よりも景色が見えるように

それだって僕らしさだ

たとえ泥にまみれても

それでもいい

それだって僕らしさだ

ささやかすぎる 微熱を抱いて

理想に手を伸ばして

気づけばささくれだらけ

頑張れるだけ頑張ってみても

うまくいくわけじゃないよね

不安だけ募る日々に怖くなる

だけど今も

声を枯らして、叫び続け

強がってみる

前よりも景色が見えるように

それだって僕らしさだ

たとえ傷にまみれても

それでもいい

それだって僕らしさだ

ささやかすぎる 微熱を抱いて

恥ずかしいほど誰かと比べて

自分だけが進んでいないように見えて

泣いたり悩んで もがいていた

全部が大事な自分

それだって僕らしさだ

たとえ指を差されても

それでもいい

それだって僕らしさだ

誰のものでもない

それだって僕らしさだ

たとえ傷にまみれても

それでもいい

それだって僕らしさだ

ささやかすぎる 微熱を抱いて

今、歩いていく

たとえ泥にまみれても

それでもいい

それだけって僕らしさだ

曲がりくねった坂を歩いていく