歌詞

微睡み染めた道　木漏れ日淡く

光彩に満ちた　笑みの中

同じ日描いてた　緋色は薄れていく

曇る空と　伸びた翼

花椿　ひらり、ひらり、落ちた刹那｛緩やかに｝

残された私、ゆらり、揺らいだ声｛どうして｝

重ねた手　震え、掠れ、息苦しいと

凍り付くだろう｛凍る｝　零の世界

枯れてしまうなら、無垢な存在でありたかった

暖色の姿　最期の願いを知れたのに

地に落ちた言葉、望んだ答えを見せて

沈む今、氷(ひょう)の中息を止めて

春が芽吹く時、出会えると信じて

言霊が　ひとつ、ふたつ、触れた気配｛後ろから｝

残された私、縋り、揺らいだ風｛独りで｝

凍てつく日　痛み、荒み、許さないと

生まれた君を｛君を｝　手放した

「暖かな日々は、綺麗な存在で居られたよ。

正しく在る事、それが苦しいの。

病める程」

「君が咲く世界　どうか光を見せて」

静寂の時　木漏れ日は奪われ

枯れてしまうなら、空に生まれ変わりたかった

暖色の姿　次の世界を知れたのに

地に落ちた私、これが最期の別れ

沈む今、氷(ひょう)の中生き息を止めて

春を告げる時、光彩に満ちて