

拍手喝采と 眩しすぎるフラッシュの下(もと)
僕は「完璧なマネキン」を 演じ続けている
値札のついた 着飾った愛は
誰もが口にしない速さで 腐敗していく
誰も教えてはくれない――
金色の籠(かご)の中にいたって
心は 静かに朽ち果てていくんだと
完璧すぎる 写真の裏側には
真っ白に漂白された 孤独が横たわっている
この「勝者の人生」という名の宗教は――
なぜか 信者たちの方が幸せそうに見えるんだ
黄金のドレスも 豪邸の鍵も
僕が 本当に守りたかったものじゃない
欲しかったのは 「所有(支配)」なんかじゃなく
僕が逃げ出したとしても 追いかけてくれる心だった
富は いつか消えていくけれど
試練と共に育つ心こそが――
何物にも代えがたい 本当の価値なんだ
「理想のカップルね」なんて 誰かが言うけれど
その言葉は 安物のワインよりも深く突き刺さる
ブランドバッグを いくら積み上げたって
心の空虚さを埋める 「領収書」なんて出やしない
幸せを演じるのは 随分(ずいぶん)上手くなったけど
「真実」にまで メイクを施すことはできない
人生が 完璧に見えれば見えるほど
その中では 呼吸さえも苦しくなっていく
作り笑いを 繰り返すたびに
心には また一つ深い皺(しわ)が刻まれる
スカイラインが 泣き出しそうに震えて
グラスだけが 僕の葬(ほうむ)った真実を知っている
欲しかったのは ただの「成功」なんかじゃない
本当の「正しさ」を もう一度選ぶ勇気だった
富は いつか消えていくけれど
試練と共に育つ心こそが――
何物にも代えがたい 本当の価値なんだ
他人の評価に 支配される人生?
笑っちゃうほど 欠陥だらけだ
教えてくれ―― 幸せを決めるのは誰だ?
僕らは一体 誰の目のために生きている?
黄金の宮殿も 割れんばかりの拍手も
この胸の わずか一寸(いっすん)さえ温められない
磨き上げられた 綺麗な嘘をすべて捨ててでも
両手でしがみつけるような 愛が欲しい
富は いつか消えていくけれど
試練と共に育つ心こそが――
何物にも代えがたい 本当の価値なんだ
- 作詞者
Kine Lune
- 作曲者
Kine Lune
- プロデューサー
Kine Lune
- ボーカル
Kine Lune

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
ローエンド
Kine Lune
- 2
歳月バランス
Kine Lune
- 3
春終焉
Kine Lune
- ⚫︎
勝者の宗教
Kine Lune
- 5
小さな僕の再生
Kine Lune
- 6
譲れない意志
Kine Lune
- 7
色を忘れた花
Kine Lune
- 8
色褪せた虹の行方
Kine Lune
- 9
深海浮遊
Kine Lune
アーティスト情報
Kine Lune
作詞、作曲を手掛けるアーティストプロデューサー ポップ&キャッチーなメロディー。言葉遊びで表現し、一聴しただけで思わず口ずさんでしまう歌で世代に圧倒的な支持を得ている。
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