

窓を開けたら
いつもより空が青くて
あの頃と同じ
風の匂いがした
甦ってきた
緑と青臭い記憶が
季節の扉の向こうで
今年も春を誘っていた
時間に束縛を許さず
ただ無邪気に笑いあってた
なんてことのない 些細な出来事でさえも
運命や奇跡と踊ってた
あの頃
小さく胸に抱いた希望と
儚く消えてしまいそうな夢を
「叶えたいんだ」って
叫びながら 迷いを
全て投げ捨てた
どんなに白と黒を提示されても
僕らはたった一つしかない
この色彩で
未来を描いてゆくと誓ったから
いつの間にか
嫌になるほど多くなってた
ブレーキの回数は
僕らをすり減らした
失ったものが
放つ輝きは綺麗すぎて
その眩しさは ありのままに
生きてゆくことを ぼやかしていった
時計が傾く度
心の軋む音が聞こえる
置き忘れてきた迷子は 今も探している
夜を抱え 走り抜けた日々を
信じることで 裏切られること
希望を持った者にだけ訪れる絶望
それでも懲りずに幸せになろうと もがいて
足元にあった花を踏み潰していた
理想と現実を背負いながら
果てなき道は続いてゆくけど
ここに立ってる 現在を信じていきたい
何度も笑ったり泣いたりして
褪せた物語のページは
誰にも奪えない
ここが夢の居場所だ
さあ 駆け出しておいで
夢の持ち主へと
- 作詞者
鬱獣
- 作曲者
鬱獣
- ミキシングエンジニア
鬱獣
- マスタリングエンジニア
鬱獣
- ギター
鬱獣
- ベースギター
鬱獣
- ドラム
鬱獣
- シンセサイザー
鬱獣
- ボーカル
鬱獣
- バックグラウンドボーカル
鬱獣
- ピアノ
鬱獣
- バイオリン
鬱獣
- ヴィオラ
鬱獣
- ベル
鬱獣
- 合唱 / コーラス
鬱獣

鬱獣 の“夢の持ち主”を
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夢の持ち主
鬱獣
あの頃美しく輝いていたものが、時間の流れと共に色褪せていってしまっても、それはあなただけの大切な色彩。
その色彩で未来を描いていこうと思えた瞬間、迷子になった夢たちは
きっとあなたのもとに帰ってくる。
そんな願いを込めた歌です。
アーティスト情報
鬱獣
狭く、人通りも少ない裏路地裏からリスナーの心に通じる 新たな道を探しながら歌っています。
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