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ボーカルとギターを担当するChris Hooson(クリス・フーソン)のプロジェクト dakota suite(ダコタ・スイート)と、ピアニスト・作曲家のQuentin Sirjacq(クエンティン・サージャック)の両名による、新作アルバムがSchole Recordsよりリリースされます。
dakota suite & quentin sirjacq としては2度目の日本ツアーとなった2017年に来日した際に録音された作品になります。
ヴィブラフォンやシンセサイザーを用いて柔らかく作り出される空間の中、Quentin Sirjacq のシンプルでいて洗礼されたピアノとChris Hooson の静寂に僅かに灯りを灯すかの様な歌声が見事なバランスで存在します。
Quentinの得意とするプリペアードピアノだけでなく、松虫・木柾・タムタム・クロタルといった特徴的な打楽器も登場し作品にアクセントをもたらします。
「木枯らし」、「金継ぎ」、「哀惜」、「郷愁」といった日本語で名付けられたタイトルからも彼らの日本文化への理解の高さが伺えますが、創意工夫をしながらも静謐な美しさを求めるその音楽は、静寂に包まれた日本庭園を見ているかの様な安らかな時間を私たちにもたらします。
イングランド・リーズで結成されたChris Hooson(クリス・フーソン)の内面的世界を表現するために結成。1998年に『Alone With Everybody』でデビュー。これまで約20枚のアルバムを発表している。 編成は作品ごとに変化するが、スロー・コア、サッド・コアと呼ばれる哀しみに満ちた音楽を作り続けている。近年はQuentin Sirjacqをサポートメンバーに加え、「dakota suite + quentin sirjacq」として作品を発表し、日本ツアーも2015年に開催した。
フランス人作曲家・ピアニスト。 ハーグ王立音楽院及び、カリフォルニア州オークランド・ミルズ大学にて作曲と即興演奏を習得。 デビュー作「La Chambre Claire」の発表以降、ソロでの活動のほか、Chris Hooson (dakota suite)をはじめ、アメリカ、オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリス、フランスなど多くの国のアーティストとコラボレーションを行っている。 また、テレビや映画、ドキュメンタリーの音楽も多数手掛け、フランスのラジオで放送された、ゴンクール賞を受賞し世界的ベストセラーを記録したマルグリット・デュラスの小説「愛人 / ラマン」の背景音楽を手掛けたほか、フランス映画「Bright Days Ahead(Les Beaux Jours)」のサウンドトラックを手掛け、SCHOLEよりリリース。 その他、SCHOLEより2011年にソロデビュー作となる「La Chambre Claire」の国内盤を発表。翌年には初の単独来日公演も行い、東京滞在中に録音したセカンドアルバム「Piano Memories」をリリースし、dakota suiteとの共作「there is calm to be done」のリリースを記念したツアーも2015年に開催。2016年、3枚目のオリジナルアルバムとなる「far islands and near places」をリリース。
Schole Records