

(♪)
駅前(えきまえ)の 風(かぜ)が しゃがれた 声(こえ)
電話(でんわ)の 画面(がめん)に 昼(ひる)の 雲(くも)
長(なが)い 横顔(よこがお)が バスの 影(かげ)
「待(ま)って」と 小声(こごえ)が 残(のこ)る
(♪)
ベンチの 鉄(てつ)が ひざを 支(ささ)え
遠(とお)くの 足音(あしおと)が すべって いく
街(まち)の 息(いき)を 吸(す)い込(こ)んだら
胸(むね)の すきまが すこし 開(ひら)く
まばたきが 二(ふた)つ 三(みっ)つ
心(こころ)の 瞬間(しゅんかん)が つながって いく
駅前(えきまえ)の ベンチで 見送(みおく)りながら
行(い)き交(か)う 人(ひと)に 心(こころ)を あずける
いくつの 自分(じぶん)を 経(へ)て 今(いま)に 来(き)たのか
答(こた)えは 静(しず)かな ため息(いき)
(♪)
バスの 短(みじか)い ため息(いき)
風(かぜ)に まぎれた だれかの 歌(うた)
前(まえ)を 向(む)けば 空(そら)が 動(うご)いて
跡(あと)を見(み)れば 記憶(きおく)が ほほえむ
まばたきの 隙間(すきま)から
光(ひかり)の 糸(いと)が のびて くる
駅前(えきまえ)の ベンチで 見送(みおく)りながら
行(い)き交(か)う 人(ひと)に 心(こころ)を あずける
いくつの 自分(じぶん)を 経(へ)て 今(いま)に 来(き)たのか
答(こた)えは 静(しず)かな ため息(いき)
ぴこ ぴこ と 電車(でんしゃ)の まね
たたた と 走(はし)る 光(ひかり)の ドット
小(ちい)さな チャイムが 心(こころ)に なる
道標(みちしるべ)が うすく ともる
だれでも なく だれかでも ない
この 瞬間(しゅんかん)だけが 本当(ほんとう)
後(うし)ろの ざわめきを そっと 払(はら)い
今(いま)の 私(わたし)で 立(た)ち上(あ)がる
(♪)
バスの 後(うし)ろに 黄色(きいろ)い 星(ほし)が ひとつ
- 作詞者
空と粒
- 作曲者
空と粒
- プロデューサー
空と粒
- マスタリングエンジニア
空と粒
- グラフィックデザイン
空と粒
- シンセサイザー
空と粒
- ボーカル
空と粒
- ソングライター
空と粒
- プログラミング
空と粒

空と粒 の“駅前のベンチ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
水上のきせき
空と粒
- 2
マージンのライト
空と粒
- 3
コインドラム
空と粒
- 4
ネオンのシャドウ
空と粒
- 5
ミッドナイトプリン
空と粒
- 6
川辺のほくそえみ
空と粒
- ⚫︎
駅前のベンチ
空と粒
- 8
キャンドルのロンド
空と粒
- 9
道しるべの袋
空と粒
- 10
からの歌
空と粒
アーティスト情報
空と粒
空と粒(クウ ト ツブ)は、オルタナJ-pop × エレクトロニカ。タイトでキレのあるビートとシンセボイス(AI支援)で〈いま〉の輪郭をなぞり、デビューアルバム『名前のないいま』をテーマに、都市の気配と日常の瞬きをすくい取るプロジェクトです。
空と粒の他のリリース

