ごきげんようのジャケット写真

歌詞

ごきげんよう

YOSAJI

雨粒が 玻璃(はり)を叩き

街の灯(ひ)が にじむ頃

あなたの傘の影

少しだけ 近づいた

湯気の立つカップに

指先を預ければ

触れぬまま 温度だけ

心へ 伝わって

濡れた沈黙が

言葉を遅らせ

踏み出すほど

戻れなくなる 夜

名前を呼べば

ほどけてしまう

上品な嘘で

結ぶしかなかった

ごきげんよう

それが合図の別れ

雨音に まぎれ

本音を 落とした

ごきげんよう

街灯が 消える前に

幸せで と

祈るふりを しただけ

香水と 雨の匂い

混じる 改札前

濡れた睫毛に

夜が 触れた

抱かれない未来を

選ぶ勇気が

あなたを想うほど

増えていく 皮肉

「またね」を

封じた唇は

月明かりに

白く 震えて

続きのない

約束だけが

コートの裏で

温もっていた

ごきげんよう

微笑みを貼り付け

体温の余白を

雨に 預けて

ごきげんよう

信号が変わるたび

思い出が

ひとつ 進む

もしも この夜

雨が止んだなら

触れてしまう

気が して

だから

濡れたままで

離れることを

選びました

ごきげんよう

最後まで 綺麗に

崩れる心を

灯で 隠し

ごきげんよう

あなたなき帰り道

さよならより

深い言葉を 残し

ごきげんよう

雨は まだ

やんで いません

  • 作詞者

    中村いつみ

  • 作曲者

    中村いつみ

  • プロデューサー

    中村いつみ

  • マスタリングエンジニア

    中村いつみ

  • グラフィックデザイン

    中村いつみ

  • プログラミング

    中村いつみ

ごきげんようのジャケット写真

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    ごきげんよう

    YOSAJI

日本の挨拶の「ごきげんよう」をテーマに作りました。
とても丁寧で、どこか距離のある別れの言葉。
この楽曲では、「愛している」と言う代わりに
その言葉を選んだ夜を描いています。
日本語の持つ美しさを伝えることが出来れば幸いです。

アーティスト情報

YOSAJI Records

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