歌詞

・・・

歩き続けた先の果てに

何があるのかわからないけど

がむしゃらにただ　足跡を刻んで

涙も笑顔も繰り返して

ちょっとは垢抜けたかな

青二才だって鼻で笑われて

見向きもされなくて

だけど何度でも歌い続けて　今がある

ひらりひらり舞い散る　花びらに重ねて

儚くて強い思いを　声で縛って

誰でもなくて　キミに届くなら

不器用でも下手でも　真心で唄うよ

ゆらりゆらり浮世に　流されてしまっても

紡いだ足跡は微かに　音を残しているから

忘れられても振り向けば

凛ときっと咲いているから

・・・

独りじゃ辿り着けなかった　弱さも情けなさも

痛いくらい知って病んで苦しんで

投げ出したくもなって

だけど何度でも歌い続けた　意味がある

きらりきらり瞬く　星屑に連れられ

大袈裟で脆い想いを　声にぶつけて

誰でもなくて　キミに響くなら

後ろ指指されても　堂々と唄うよ

めらりめらり灯火が　燃え尽きてしまっても

踏みしめた足跡は僅かに　煌めいているから

時が経っても振り向けば

凛ときっと光ってるんだ

つまづいて擦りむいて　また立ち上がって

靴底がすり減って 紐もへたって

喜怒哀楽一つ一つ　ぶつかって知って

歩いている　明日に

ひらりひらり舞い散る　花びらに心重ね

儚くて強い思いを　声で縛って

誰でもなくて　キミに出逢うため

等身大の唄　枯れるまで唄うよ

ゆらりめらり揺蕩う　刹那の煌めきに

刻んだ足跡は確かに　音を叩いているから

忘れないでね振り向けば　凛と咲いている

僕らの旅路を祈って