歌詞

もう一回、もう一回でいいよ

この愛をやり直して

君とまた、ほんの少しの感情を

唄っていたいんだ

最低だ、最低だって想えば

心が軽くなって

死に往く藍に溺れた僕の感情に

胸が痛いんだ

愛を謳った言葉なんて

どうしたって軽薄で

誰かを愛している僕に酔っている

気がしていたんだ

いつか僕らの寿命なんて

気が付いては無くなって

全部、忘れてしまうのにさ

せいぜい生きているんだ

ああ、ずっと想い出せない、

出せないでいた記憶を

俯いて歩いた日々の中に落として

もう、ずっと笑えていない、

笑えていない現実に

振り向いて浸った過去が愛しくなって

もう一回、もう一回でいいよ

この愛をやり直して

君とまた、ほんの少しの感情を

唄っていたいんだ

最低だ、最低だって想えば

心が軽くなって

死に往く藍に溺れた僕の感情に

胸が痛いんだ

「会いたい」もさ、「会えない」もさ、

君がいたからそう想えたんだ

人なんてさ、

いつかみんな死ぬんだから、ああ

ああ、僕は覚えていたい

この愛に溺れていたい

やがて終わっていくことに

変わりはないけど

そう、僕は嘘をついて

大丈夫な振りをして

その対価を背負って歩いているんだ、

青の隅で

心臓と最終電車の鳴った、

鼓動が重なって

君に伝う言葉を今さら探してる

僕が嫌になって

人生の回送電車に乗って

君を探したって

頬を伝う透明色の感触に

声も出なくなって

もう一回、もう一回でいいよ

この愛をやり直して

君とまた、ほんの少しの感情を

唄っていたいんだ

咲いていた、咲いていたって分かっても

愛は遠くなって

死に往く藍に溺れた僕の感情に

胸が痛いんだ

生き続けるほどに終わっていく、

この愛が死んでいくんだ

それさえ美しく想えてしまう、

この愛を空に描いて