楽厭アウフヘーベンのジャケット写真

過ぎてゆく日々に 幻を見た

貴女が紡ぐ唄が 永遠に絶えない朧の幸福

それは炎ほど熱くもなくて

けれども決して風に吹かれ消えてしまうよな

儚い傾慕ではなかった

ただ陽だまりのように

身を委ねれば心地がよくて

日常に溶けて隣に存在することに

言を俟たない、そんな

耳障りな声囀る金糸雀の羽根

捥いでも贖えない罪は

風が翠に薫る頃 温い血を流す

貴女に掛けられなかった言葉 まだ

甘くたおやかな鍵盤の音に

レースを潤かす媚薬のような詩に

恋をしてた

破かれた手紙綴った文字は今も

行き場を無くし彷徨っている

もう二度と届かないこと知っているから

せめて一縷の餞を

酷薄のこの離別に見る淡い夢

ただ清く白く無垢な祈り

せめて遙の楽園 呼吸をしている

貴女が幸せでありますように

  • 作詞

    BΣretta Crossrain

  • 作曲

    12-B.

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BΣretta Crossrain の“miss”を

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ゴシック&ダークな世界を歌うVsinger、BΣretta Crossrainの3rd Album。
「ペシミズムとオプティミズム」をアルバムのテーマに掲げ、計8曲を収録。

アーティスト情報

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