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半世紀にわたってシーンを牽引してきたテナーサックスのマエストロ・山口真文。前作『Trinity』(2022)につづく〈Days of Delight〉レーベルの第2弾は、全曲ソプラノサックス/全曲オリジナルというチャレンジングな作品です。片倉真由子(p)、小牧良平(b)、本田珠也(ds)というトッププレイヤーを起用したワンホーンカルテットで、固有のニュアンスを湛えた独特の音楽世界を展開していきます。唯一無二の存在感を放つ山口真文のソプラノサックスを存分にご堪能ください。
1946年佐賀県生まれ。1970年に川崎暸バンドでデビューを果たし、翌71年にジョージ大塚クインテットに迎えられる。74年に退団すると自己のカルテットでの活動を開始し、76年に初リーダー作『アフター・ザ・レイン』を発表。同年、鈴木宏昌コルゲンバンド(のちの〈ザ・プレイヤーズ〉)に加入し、ジャズ・フュージョンシーンの最前線で活躍する。81年にはトニー・ウィリアムス、ミロスラフ・ヴィトウス、ケニー・カークランドを従えた3rdアルバム『MABUMI』を発表。世界の頂点に位置するミュージシャンと対峙しながら自身の世界観を表現した、みごとな手腕が高い評価を受ける。現在も老舗ジャズクラブ・御茶ノ水〈NARU〉のレギュラー出演を務めるなど、日本のジャズシーンを牽引。2022年には、〈Days of Delight〉からコードレストリオによる『Trinity』をリリースした。
Days of Delight