Lyric

ひとりで片付けた世界は

沈んだ ように 視界…くらいね

今更掻き分けた 紙屑も

大切な物も 分からなくて

それでも

子供だましのようなハリボテの空

降りしきる長い雨にも 終わりはあるから

足音がflic flac飛び散る青

水溜り飛び込んで

見慣れない自由の向こうに何度手を伸ばした

Ticktackと進む日が

折り畳みかけた傘から 差し込む雨粒が冷たくて

“僕は生きてる”

誰かに灯された光に

気付かぬ 振りで 一人…くらいや

まっすぐ向けられた眼差しと

見つめ合うことも叶わなくて

それでも

青灰色(ブルーグレイ)の空を 写すレンズと

閉ざされた部屋の鍵なら この手にあるから

足音がflic flac飛び散る青

水溜り飛び込んで

何気ない言葉で 掬って 何度も呼び掛ける

Ticktack 止まった音(ね)と

折り畳みかけた傘から 差し込む光線に 包まれて

僕は生きてる

色褪せたこの世界で僕の名を呼んで

宛もなく辿ってく頁の中で聴こえた

足音がflic flac飛び散る青

水溜り飛び込んで

見慣れない自由の向こうに何度手を伸ばした

Ticktackと進む日が

折り畳みかけた傘から 差し込む雨粒が 色づいて

僕は生きてく