まったり月夜に聴きたいジャズピアノ by Relaxing Piano Crew

ジャズが似合うシチュエーションの王道、秋の美しい月夜に聴きたいアルバム

「満月」「新月」など満ち欠けにより変わる呼び名、太陰暦、アクセサリーのモチーフに用いられたりと、月はいつの世も人を引き付けて止まない神秘的な存在だ。

月を愛でたくなるのは、やはり秋の夜長。静寂の中、澄んだ夜空に凛と輝く満月、雲の間から望む幻想的な三日月など、ふと見上げた時に目に飛び込んでくる様々な月を思い浮かべられるのがこのアルバムである。多くの曲は秋のひんやりとした空気を感じさせ、そのような空気の訪れを心待ちにしている真夏でも、うだるような暑さをクールダウンしてくれる。ウィスキーのグラスの中で満月のような丸い氷が溶けるのを眺めながら、聴きたい作品です。