Lyric

散らかった部屋

スマートフォンが青く光る通知

誰かの幸せなニュースに少しだけ胸が軋んだ

飲みかけのコーヒー

冷めきったまま 午後三時

降り続く雨音が僕の言い訳をかき消す

「仕方ない」なんて言葉で貼り付けた絆創膏

本当は傷なんてないのに痛いフリをしていたんだ

灰色の街 傘の花が閉じられ続ける雲の切れ間に

確かな予感が差し込んだ

錆びついたドアを力任せに蹴り飛ばして

泥だらけの靴でいい あざやかな地図を描こう

モノクロだった景色が一瞬で色づいてく

ため息はもう酸素に変えて吸い込めばいい

ビル風が運ぶアスファルトの湿った匂い

水たまりに映る自分と初めて目が合った気がした

騒音まじりの雑踏 シャットダウンして

自分だけの鼓動を確かめるように歩き出す

正解のない道を選ぶ それが怖かっただけ

転んだ跡も誇れるように強くなりたい

逆光の中 細める目に映るグラデーション

待っているだけじゃ何も変わらないと知ったから

かき鳴らせ 感情 響き渡るファンファーレ

後悔なんて追いつけないスピードで駆け抜けろ

涙の数だけ透明な橋が架かる その向こう側へ

僕らいつでも行けるはずだ

ずっと探していた失くしたパズルの欠片は

最初からこのポケットの奥にあったんだ

限界なんてライン 誰が決めたの？

今ここで全部って塗り替える

果てしない空へ！ 解き放つ勇気の証明！

誰かの真似じゃ届かない場所へ 手を伸ばして

群青の隙間を切り裂くような光になれ

新しい物語はここから始まる

Endless World

La La La

Endless World

La La La

Woo…

Endless World

La La La

雨はもう上がった

La La La

信じた道をただ進め