歌詞

割れるように痛いんだろう

それも知る由なく　いいさ

そこに居たいだろ

なんて言いたいんだろう

折れる羽音しただけ

誰も見て見ぬふり　いいさ

空、見たいだけ

見ていたいだけ

壊れ、立つ姿

風に少しふらついた

スケアクロウ　守ったその場所に

とめどなく溢れてた

スケアクロウ　木漏れ日を

いつか歩いてみたいと

スケアクロウ　細ったその腕が

なによりも誇らしい

スケアクロウ　その手に

零れ落ちた詩

嘆くこともしないんだろう

今日も平気なふり　いいさ

地下で歌うような

届かない声

削がれ、待つ姿

先にと眠りについた

スケアクロウ　誓ったこの場所で

いつの日も咲いていた

スケアクロウ　片隅で

共に歩いていたいと

スケアクロウ　刺さった欠片にも

確かめる術探す

スケアクロウ　届かず

あるがままを見た

スケアクロウ　守ったその場所に

とめどなく溢れた時は、もう

止まったその身に

零れ落ちた詩

スケアクロウ　守ったその場所に

とめどなく溢れてた

今はもう　木漏れ日が

陽光だけがそこにある

スケアクロウ　細ったその腕は

どこまでも優しい

スケアクロウ　その手に

零れ落ちた詩