歌詞

10年前から見たかった景色を

僕はまだ見ることが出来ずに

散々突っ切って留まるループが

日常生活になりつつある

いつまでも君が愛してたロックバンド

失くしたら心が持たない

いつかは僕らもそんな存在に

なりますように　なんて平凡な願いを

グラついてる　足元でも

たった一つの光に　気づいたよ

東京Dreamer　夢にダイブして

そこに何があるというんだろう

東京Dreamer　たとえばあなたが

死にきれない夜を過ごしていたとしても

一瞬で人生は終わって

一瞬で感情も溶けてく

だから今を愛せるようにと

神様が歌を作ったんだ

偶然のようにロックスターは死んで

その行為が正しいかどうかはどうでもよくて

ただ必然のようにロックスターが残した

誰かを救うような物を真似たかった

グラついてる　足元でも

雑音じゃない　BGMじゃない音楽を

僕が照らすから

離さないで　大切なナニカを

守ってゆけ　他に何もいらない

失くさないで　大切なナニカを

あのステージに立ちたいなんて

本気で思ってる。

だんだん年を追うほどに

非日常を求める僕がいて

だからこそ求めたいものは

マーシャルのアンプに隠れてる

小さな頃僕はラジオから

流れるバンプの新曲が

楽しみでしかたがなかった

すぐにカセットテープに移して

まるで宝物のように誇って

何十回　何百回　何千回とリピートした

自分を救ってくれたなんて

青春の全てがあったなんて

胸を張って言えるなんて

なんて素敵なもんだろう

変らない　ずっと変わらない

それはまるでヒーローのような存在

ああ僕もなれるんだろうか

今夜も歌う術しかなかった

東京Dreamer　夢にダイブして

そこに何があるというんだろう

東京Dreamer　たとえばあなたが

死にきれない夜を過ごしていたとしても

一瞬で人生は終わって

一瞬で感情も溶けてく

だから今を愛せるようにと

この歌をかきならしているんだ

その場所に灯台がなくても

その場所に現実味がなくても

あなたを救うような音楽を

その手を繋ぐまでは東京