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歌詞

アメリカ加那志

GACHIMAF

なまぬ時代ぬ御主加那志前

戦上戸アメリカ加那志

戦って食い物じゃないのに

戦上戸ってのなんだ?

戦しないとメシ食えないかは

戦上戸って言ってるんだよ

Hiphopの比にもならんような

ちぶるふりとーん アイドルの歌

美っ恥は上戸甘い英語を

並べただけで股開く豚

どんなに時代が変わっても魂の芯に

持ってる物は

自分を育てた親とその親先祖

この島の温もりだから

人種よりも中身当たり前やし

いつから麻痺してスレイブになり

多数派で群れてみんなで渡れば

怖くないが好きな軟弱な意志

肩書きや地位の高さに靡いて

騙されるのが得意なジャパニーズ

見たことも生きていた事もない

歴史を見たかのようには語れない

けど911北谷の朝に

基地ゲートの前ライフルを装備

した兵士が何日も立ってた

緊迫しながらも見てた当時

結局なかった大量破壊兵器

も「止むをえなかった」で終わり

憧れと恨みが混じった感情

それでも交わる週末のダンスホール

島ぐるみ闘争 コザ暴動

6歳の女児レイプ殺人も合法?!

アイザックジャクソンハートは

白人だったから逃れた極刑

オーケーやっぱり自分達と

同じ人間として見ていない証

生き証人が何人いても他人事で終わる昔話

今も地続きの島が引き摺り

ながらも消えないわったーの息吹

日本語だろうが 英語だろうが

ぬーやてぃんうちなーむんかい

なさーにちかてぃとぅらさ

アジアの真ん中で日本とアメリカに挟まれた

現実すらも麻痺して慣れた

それでもしたたかに残した

元姿は感覚に鮮明なカラー

総理大臣も天皇陛下も

アメリカ様にはなんにもできない

買わされるまま 流されるまま

マインド犯され奪われ無様

目と耳塞がれ 書き換えたのは

教科書 歴史 刷り込むクソは

手懐けるためか? いったーやゆくさ

違和感の正体を 突き止めた今

知性の欠片を繋いだ力

なまぬ時代ぬ御主加那志前

戦じょーぐーアメリカ加那志

守てぃくぃみそーれ

我っ達ぬ命

土地うさぎてぃ かもんべいべー

  • 作詞

    GACHIMAF

  • 作曲

    mosaic404

  • プロデューサー

    mosaic404

  • 共同プロデューサー

    mosaic404

  • レコーディングエンジニア

    GACHIMAF, ITO

  • ミキシングエンジニア

    ITO

  • マスタリングエンジニア

    ITO

  • ラップ

    GACHIMAF

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今の国内の情勢や沖縄出身の1人の人間と
しての心境を反映させた音楽
圧力やヘイトの真っ只中にある
島での生活をアートに昇華

アーティスト情報

  • GACHIMAF

    2004年から活動する沖縄HIPHOP古参のラッパー 琉球諸語(ウチナーグチ)をRAPに落とし込み 新ジャンルを追求し 幼い頃から基地の町、北谷で感じてきた ウチナーンチュ(先住民)からの視点が LIVEから滲み出る 2002年からリリックを書き始め 2005 〜2006年 路上でのCD-R手売り (反逆アンセム) (七福神) 2015年 F★★★IN RYUKYU 2018年 10 OF SEN 2022年 MAD SOUMUN(BAND CANP) 2023 年 SINASAKE EP 他 シングル等をリリース 現在、過去に使わなかったウチナーグチを再び 探求し始め、新たな音楽性と価値観を追求している

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