茜のジャケット写真

歌詞

CANTABILE

あれからどれくらいの時間が経ったのか

思い出せないくらいに大人になれたら良いけど

貴方が消えないでいる

大切な想い出はアルバムの中に閉じたまま

写真の中の記憶が私を締めつける

「永遠」なんて無いことも

最初から分かっていたんでしょ?

今も時々何故か景色がぼやけてしまう

茜色の夕陽が

私たちをただ淡々と照らしている

貴方色に染まっていた私が恋しいの

寒いベランダで貴方に寄り添うのが好きだった

あんまり見つめないでよ恥ずかしいから

「いつまでも、いつまでも」と

夢みてばかりの頃はまだ未熟な子供だった

「来年も貴方と過ごせますように」と書いたあの絵馬は

今も胸の中でいつまでもかけたままで

茜色の夕陽に

染まる貴方を忘れたくないの

薄藍色の泪は私の前では流さないで

貴方は煙に逃げるよね

私より好きなんじゃないの?

当たり前の日々達を思い出す度虚しいの

悲しみを癒す代償に記憶が薄れてしまうなら

悲しみと共に歩む方が良いのかな

せめて別れの言葉くらい

貴方の口から聞きたかったの

貴方は静かに下を向く

私も言えないよ、

私も癒えないよ。

  • 作詞

    那須倭

  • 作曲

    那須倭

茜のジャケット写真

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    CANTABILE

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