Lyric

東京

生まれた町を離れて 都会の街で暮らしてみたくて

少し背伸びした服に身を包んで 見慣れない街独り歩いた

新宿駅の東口 TVで観ていたそのままの景色だ

僕みたいな少年(ひと)あちこちに見えた

あの少年(ひと)たちも夢溢れていた

鳴り止まない都会のメロディー 流れて行く光と影

自由という空想の世界の中で 翼を広げた

降り止まない雨のお陰で 流れて行く不安たち

明日を指す路の先には いつも光があった

夜明けの街も見慣れて 少しの酒で朝まで話した

知っている場所得意気に話しては 都会の人間(ひと)になれた気がした

鳴り止まない都会のメロディー 流れて行く光と影

自由という空想の世界の中で 翼を広げた

傘がなくて雨宿りした 流れて行く時間(とき)の中で

胸を刺す東京の空は 今日も光があった

耳に残る都会のメロディー 聴こえてくる光と影

時間という現実が僕を 大人に変えた

生まれた街に戻ったときに 流れてきた言葉たち

過去に観た東京の光が また唄わせてくれた

唄わせてくれた