最後の電車に間に合えば「シンガーソングライターが本気出して映画のシナリオとサントラ書いてみた件」のジャケット写真

歌詞

消費期限

齊藤ジョニー

とっくに切れた

賞味期限の

日付と

にらめっこしている

雑に被せた

ラップを眺め

まだ食えるさと

冷蔵庫のなか

食えないわけじゃないさ

言い聞かせた

本当の終わりはまだだ

いつもそんなんだ

僕は

賞味期限と消費期限の

間にいつでも現在があるんだ

手放せない理想も

あきらめきれない明日も

間に合わなかった夢の味は

知らないまま

こんなはずではなかった

あれもこれも

大事にとっておいたんだ

言い聞かせた

本当の終わりはまだだ

今もそんなんだ

僕は

引き伸ばした消費期限が

僕をただ腐らせていくのかい

忘れられた栄光も

行き場のないプライドも

手遅れになってそれでもまだ

引き伸ばした消費期限が

僕をただ腐らせていくのかい

手放せない理想も

あきらめきれない明日も

間に合わなかった夢の味は

知らないまま

知らないまま

  • 作詞

    齊藤ジョニー, d-iZe

  • 作曲

    齊藤ジョニー

最後の電車に間に合えば「シンガーソングライターが本気出して映画のシナリオとサントラ書いてみた件」のジャケット写真

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元Goosehouseの齊藤ジョニーが、グループの活動休止後、約5年に及ぶ空白期間を経てリリースしたニューアルバム。プロデュースは同じく元Goosehouseのd-iZe(楽曲制作にも参加)。シンガーソングライターの原点に立ち戻るかのように全曲ギターと歌のみの弾き語りで構成され、「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプトをある種の隠れ蓑に、5年間抱えてきた葛藤や苦悩、自分自身の弱さにかつてないほど生々しい筆致で切り込んだ意欲作。なお配信版にはボーナストラックとして、アルバムリリースツアーでのみ披露された未発表曲「かたっぽだけの運命」を収録。

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