最後の電車に間に合えば「シンガーソングライターが本気出して映画のシナリオとサントラ書いてみた件」のジャケット写真

歌詞

350日

齊藤ジョニー

350の朝と夜

何を思う?どう生きる?

咲かない日々を讃えよう

もがいた日々を照らそう

咲いた後になら

わかるだろう

その花よりも

美しいもの

秋枯れの桜並木

土の中眠るセミ

閉館時間の絵画

未だ叶わぬ夢

どうか どうか 見過ごさないで

咲かない日々を あけない夜を

350の朝と夜

何を思う?どう生きる?

咲かない日々を讃えよう

もがいた日々を照らそう

咲いた後にならわかるだろう

その花よりも美しいもの

春の夜に照らされた 故郷の桜の木

華やいだ祭りもまた 泡沫の夢のごとき

いつか いつか 帰る時には

大輪の花 誓ったけれど

350の日々をただ

まっすぐに 生きていく

しがない日々を重ねよう

それでも腐らずいよう

咲くだけを望み 恨むような

人になるなと 自分に刻め

ありふれた街に住み

ありふれた傷を負い

ありふれた歌を詠む

ありふれた自分がいい

その一つ一つを

誇れる人でありたい

350の朝と夜

何を思う?どう生きる?

咲かない日々を讃えよう

もがいた日々を照らそう

咲いた後にならわかるだろう

その花よりも美しいもの

咲いた後にならわかるだろう

その花よりも美しいもの

咲いた後にも消えずあるもの

  • 作詞

    d-iZe

  • 作曲

    齊藤ジョニー

最後の電車に間に合えば「シンガーソングライターが本気出して映画のシナリオとサントラ書いてみた件」のジャケット写真

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元Goosehouseの齊藤ジョニーが、グループの活動休止後、約5年に及ぶ空白期間を経てリリースしたニューアルバム。プロデュースは同じく元Goosehouseのd-iZe(楽曲制作にも参加)。シンガーソングライターの原点に立ち戻るかのように全曲ギターと歌のみの弾き語りで構成され、「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプトをある種の隠れ蓑に、5年間抱えてきた葛藤や苦悩、自分自身の弱さにかつてないほど生々しい筆致で切り込んだ意欲作。なお配信版にはボーナストラックとして、アルバムリリースツアーでのみ披露された未発表曲「かたっぽだけの運命」を収録。

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