Lyric

黒に染まりきらない夜の街の片隅で まだ満たされず

白に染まりきらない鈍らな月の下 今、時が来る

逆立つタテガミ揺らして

分厚い鉄の扉 その向こうの祭壇へ 歩を進めたなら

剣と盾 掲げて

駆け抜けるよ 星の世界を 石仮面の亡者蹴散らして

棘だらけの言葉に夢を重ねて 狂い咲け

PRECIOUS PLATINUM

描かれるビジョンはまるで幻想小説 表向き

神だの魔王だのと 時代錯誤な台詞に 秘められた 皮肉

受け止める器を求めて

疾走する重低音にのせて 真紅のビート叩き込め

在り来りの悪意に足を取られず 星ふる場所へ

終わりの見えない雨と風になぶられて

誰の目にもとまらないとしても

いつか むかえる さいごに

咲き誇るために

「キミのために歌おう」 なんて 押し付けがましいラブソングなんかより

胸をえぐるシャウト聴かせるよ

空の彼方まで

この声が届いたとしても 上っ面ばかりじゃ意味が無い

棘だらけの重金属の薔薇が咲かせる 大輪の華信じて 轟け

PRECIOUS PLATINUM