Lyric

長雨を　くぐる足跡

生きて支える間に

雨傘を　ここで伸ばして

生きて魅せるのあなたへ

放たれて　汚れた粒は

流れること　恐れて

愛してた　素直な君が

掴み取る

粉雪が降り出す頃に

あなたの思いは薄れてく

この雪が溶ける程に

あなたの思いを

そっと残してゆくから　ずっと残してゆくから

探してる　震えた日々は

そっと隠れた　言の葉

悲しみにかわるなにかを

ずっと　求める　あなたへ

泣き濡れて　焦る痛みは

常識と　また外れて

愛してる　今は素直に

翳（かざ）してる

雨足が強まる前に

育てた体を嬲（なぶ）らせる

吹き付ける風もなくて

重ねた思いは

きっと流れてゆくから

粉雪が降り出す頃に

あなたの思いは溢れてく

この雪が熱を抜けて

あなたの思いはまた息吹く

雨足が強まる前に

育てた体を激（たぎ）らせる

吹き抜ける風にあずけ

重ねた思いを

そっと残してゆくから　ずっと残してゆくから