Lyric

満開の葵の華咲かせ

いざ行かんあの頂へ

魑魅魍魎の蔓延るこの世界で

孤独に生きる群衆の中

まともに生き抜くほうが可笑しくないか

果てなく続く他者との諍い

分かり合えない愚者との争い

もううんざりだと思わないか

がらんどうの路地裏に

赤い提灯が揺れている

カランコロンと下駄を進ませ

一緒に祭りを愉しもうか

あの世とこの世の狭間で揺れてる

己の肚ァ括るとき

ド派手な花火が打ちあがる

空に気高く燃えて花開く

いざ行かんあの頂へ

横暴や矛盾が飛び交うこの世界で

唇噛んで今を耐えている

逃げ出すのは罪？それとも罰？

ざんざらと 雨降る裏道抜けると

芝居小屋がぽつりと佇む

バンカラ、ハイカラ溶ける舞台で

今宵は共に舞い踊ろうか

やらなければならぬと誰が決めた

耐えることが正しいのか

新たな道を進むのは逃避ではない

挑戦だ（挑戦だ）

一人ではない（共に進もう）

心に火を灯して

過去と未来の狭間で揺れてる

鮮やかな唄の音響かせて

祭りの始まりを告げている

闇夜を切り裂き、空晴れ渡る

いざ行かん　あの頂へ

共に行かん　この手で掴み取れ