Lyric

朝目覚めると君はベランダに

煙をふかして一人の時間

窓越しにこっち向いてくれた君

寝癖が愛おしいタバコは憎たらしい

陽に当たるグレーはオレンジに

暖かく染まって

私だけ別世界みたいに

時間が過ぎるの

タバコになんか構ってないでさ

私のこともっと構ってよって

言えなくて

大きな背中向けてないでさ

ずっともっともっといっぱい

私に愛を

かすかに残る大人の苦味は

私にはまだ早いコーヒーみたい

まだ離れないでこのままでいたい

不味いキスは嫌い

あなたが憎たらしい

ポケットから覗く白い箱

大きな手で掴んで

ライターで照らされたあなたの

影が深まる

タバコになんか構ってないでさ

私のこともっと構ってよって

言えなくて

私が夢中にさせるから

ずっともっともっといっぱい愛を

わがままたくさん言いたいけどさ

苦味の強いあなたに私は

甘すぎて

混ざりきれないまま残ったのは

ずっともっともっと苦い

あなたのキスと

ずっともっともっと甘い

私の愛よ