

(音(おと)が響(ひび)く、その場所(ばしょ)には)
(誰(だれ)かの願(ねが)い、宿(やど)ってる……)
灯(とも)し火(び)は百(もも)の蒼(あお)き影
障子(しょうじ)の隙(ひま)、誰(た)が眼(まなこ)の覗(のぞ)くらん
寄り添ふ肩を冷気(ひえ)の撫(な)でて
一人、また一人、妖(あや)しを紡(つむ)ぐ
一(ひと)つの怪(かい)を語り終(お)うれば
吹き消す息に、常世(とこよ)の闇ぞ深まりぬ
消えゆく灯し、近づく跫音(あしおと)
物語は、あやかしを呼ぶ道標(みちしるべ)
いざ——
「消せば、来(く)。
「消せば、来(く)。」
見よ、汝(なれ)がすぐ後ろ
「消せば、来(く)。」「消せば、来(く)。」
最早(もはや)、逃るる術(すべ)はなし
九十八(やそはち)、九十九(やそくづ)と数え
揺るる炎に、見知らぬ影ぞ混ざりゆく
「消せば、来(く)——!!」
冷えたる畳(たた)を這(は)い上がる気配(けはい)
誰(た)が咽(のど)の、ヒュリと鳴りたるや
誰もが気づきぬ、語り手は既に足(た)らず
されど何処(いづこ)よりか聞こゆる、次の声
壁の向こうか、天井裏か
それとも、汝(なれ)の……
消えゆく灯し、凍りつく血潮(ちしお)
言葉を紡ぐほどに、現世(うつしよ)が削れてゆく
いざ——
「消せば、来(く)。」「消せば、来(く)。」
見よ、彼奴(きゃつ)が爪を立つ
「消せば、来(く)。」「消せば、来(く)。」
最早、境界(さかい)は失(う)せにけり
九十九(つくも)の闇の満ちたるとき
最後の芯に、震ゆる指ぞ伸びてゆく
「消せば、来(く)——!!」
「百(もも)番目は、語るなかれ」
……ふっと、最後の火の失(う)せにける。
漆黒の闇に、何(なに)がしかの咲き誇る!
鏡の奥の、真(まこと)の我が笑う
いざ——
「消せば、来(く)。」「消せば、来(く)。」
見よ、其処(そこ)に立ちておわす!
「消せば、来(く)。」「消せば、来(く)。」
然(さ)らば、汝(なれ)を拐(かどわ)かさん!
百(ひゃく)の物語は、いま現(うつつ)に溶けて
最期(さいご)の声、耳元(みみもと)にて囁(ささや)きぬ
「——既に、来(き)たりぬ。」
(ヒタ、ヒタ、ヒタ……)
- 作詞者
G.M.Nights
- 作曲者
G.M.Nights
- プロデューサー
G.M.Nights
- その他の楽器
G.M.Nights

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アーティスト情報
G.M.Nights
Green moon nights(G.M.Nights) 「カオスティック・J-POP」 「歪み」の中にある美しさ。整った完璧さではなく、Kawaii MetalやPsychedelic Rockのような混沌としたエネルギーの中に宿る個性を肯定する世界観。 記憶と都市の夜、AOR的な叙情性を伴い、深夜の街で感じる孤独や、薄れていく記憶の切なさを描き出す。 AIと人間の境界線「心」「感情」とは何かを静かに問いかけるメッセージ性。キャッチーなメロディラインを軸としながら、相反する多種多様なジャンルを融合・展開する、「カオスを愛せ、夜を踊れ。」 AIが生み出す混沌(カオス)とJ-POPの美学が交錯する、新時代サウンドイノベーション。
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