歌詞

あなたの流した涙の理由は

わからないまま

消えてく鼓動に耳を

すませて

思いつく限りの想いを

言葉にしても

私にはもう届かない

暗闇の中

芽生えた感情は深く眠った

私の中溢れ出した

行き場のないこの想いは

私の心に根をはる

咲いた花が枯れてゆくのを

ただ待つことしかできないから

私の流した涙は今も

届かないまま

消えてく時間の意味を教えて

もう二度と叶うことのない

夢を見るの

ひとり孤独に食い尽くされて

もう痛みなどいらないわ

捨ててしまえたらいいと思えた

幸せだった

心にしがみついていた手を

離せば落ちてく

吐き出した哀傷を

積み重ねたガラクタの城は

脆く崩れ去って消えた

泡のようにパッと弾けて飛んで

そこに何も無かったみたいに

世界はあの日から変わらないで

回るでしょう

あなたのその流した涙の理由も

わからないで

閑静に響いた鼓動の意味を教えて

誓ったあなたのその言葉の意味を

知りたいの

わたしの流した涙の理由を

探しているの

草臥れた記憶の底まで

手に取ったガラクタ一つと一つを

つないでできた花に

その想いに

名前をつけた