歌詞

ちょうどこの胸の内に 流れてたのは

よく君に聴かされた あの歌だった

愛が全てだとか そんなような歌詞だ

今でもそんな 恥ずかしくて言えないけど

朝焼けの空に差し込んだ 赤 美しい物を観た それだけでもう

洗われたなんて 君の言う通り 元々汚れてなどいなかった

信じられないけど

飛べない鳥のように ずっともがいてた

羽根が生えていたことすら 忘れたみたい

目の前のあなたに 声は届かなくて

下を向いては つぶやく 小さなサイレン

あぁ 包まれてる 手のひらをそっと 気づかないくらいに 透き通ってた

「愛が全て」だと 君は今でも 嘘のない瞳で 真っ直ぐにぼくを見ている

朝焼けの空から 降り注いだ君は 穴の空いた心 埋めていくんだ

話したいことが 沢山あるんだ 今なら目を見て 話せるよ

信じられないよね 「そうだね」