歌詞

桜は舞うの、私に似てるの

病室から君はそっと手を伸ばし、

届きそうになったら目が覚めた

食べたいのはあなたの瞳だよ

私は狼少女だよ

受け入れない、

受け入れられないと思ってたあなたの手を握って

この白衣を脱ぎ捨てて走る

絶好の空、またあの海に飛び込むように

その悪魔を振り払えば

私が貴方の後ろにつけるかな

なんてね

つまり、その言葉じゃ変われやしないように毒を飲み込む

言えば、臭いほどの台詞が頭にずっと住み込み

食べたかった貴方の瞳を

私多分狼さんだよ

御伽話の中からきた、

君の為の狼さんだよ

どうしよう、私どうしよう

ホンモノを見せたくないよ

どうしよう、君をどうしよう

"怪物だ"って嫌われちゃうよ

逃げないって約束するなら私も逃げないから

食べさせてよ、

ねえ

貴方を食べさせて欲しい

私の毛皮も愛してほしい

"醜い"といっそなら突き放して欲しい

でも知ってる、

知ってるのさ

貴方が月ならば

私夜に化けるよ

でも知ってる

知ってる

"君を食べたくなるくらいなら

夜の月も飢えた腹もいらない"

"嗚呼こんな姿になってさ、

貴方を食べてもう忘れきりたい"

この牙を、爪をもう折ってしまえたら

鋭い目を、心を取り除いてしまえたら

貴方に会いに行くからさ

ただ泣かないで欲しい

遠吠えが響く最後の夜に

この旅を終わりにしようか

暁には

私の血で咲いた花を美しいって言って

この悪魔と、貴方と生きるの

もうこんな狼少女なんてやめたい

なんてね