Lyric

人間はたくさんいて

その中にあなたがいた

文字通り輝くあなたを

見つけないことのほうが難しかっただろう

紙の上では何でも書けるのに

人を前に口から出るのはいつだって間違いばかりで

あなたを前に私はなんと言うのだろう

どれだけ遠くても

一度も会えなくても

そんなことはどうだっていいんだ

何度でも初めからあなたを好きになり

こぼれるようにあたたかい

あなたの隣にいられたら

正しさも間違いもすべてがどうだっていいと思えるから

人生も未来も怖い

何をしても独りでいる

生き方がわからない僕は

生きることも死ぬこともできないままでいた

生きていてよかっただとか

一度だって思ったことはない

この人生で愛するあなたと

出会えたのなら私はなんと言うのだろう

いつも好きなことや大事なことに気づけない

こんなに大切でいるあなたも

大切が当たり前で気づけていなかった

あまりに多くの欠陥もあなたの側では溶けて消え

他の誰にも渡せない言葉もものもあなたに渡したいな

あなたを生きる理由なんかにしてしまえば

自分の人生を生きられなくなってしまうけど

あなたとなら生きてられる僕をゆるしてほしい

こぼれるようにあたたかいずっとその笑顔を見せていて

もしも出会うときが来たら僕は記憶を全部消して

はじめましての挨拶をしよう

誰より何より大切で

ただゆるく永く生きたいあなたと

さあ出会えるのはいつになるかな

来世の来世のまたいつか

きっと

Ah