Draw the Rainbowのジャケット写真

歌詞

so young

KAKASHI

近所のスーパー リストカット

最先端のゲームボーイ

何でもあるから何にもない

見えてしまうから見えなくなった

自室に篭ってTikTok

消費期限までティーンエイジャー

大切だから捨てられない

「捨てられないから大切」じゃなくなった

「何にもない」が愛しかった

「何にもない」で思い知った

どれもこれも手に入れる

それまでが喜びだったんだ

「何にもない」に学んだんだ

「何にもない」はゼロじゃない

始まりはいつでも何もないから

何もない 何もない きっと

浅い切り傷でファッションショー

擦り合わされないジェネレーション

心にもないから言葉がない

心無いことなら言いたい放題

7×15世界旅行

画面の中なら何でもあった

こんなにあるのに何もない

「見えてるだけ」の世界だけが拡がった

「何もない」じゃ寂しかった

「何もない」は分かっていた

アレやコレを考える

そこからが始まりだったんだ

「何もない」で満たしていた

「何もない」が見えなかった

頭の中には何にもないから

何にもない 何にもない ずっと

口だけ達者な大人たち

頭だけ育った子どもたち

どっちつかずな若者たち

どこにも行けない僕たち

ショーウィンドウのティーンエイジャー

眺めて笑う大人たち

飾られもせず眺めもせず

どこにも行けない僕たち

「何にもない」に詰まっていた

「何もない」に気付いたんだ

僕も君も誰も彼も全てが

そこからだったんだ

「何もない」を愛していく

「何もない」を壊していく

始まりはいつでも何もないから

何にもない 何にもないけど

何でもある 何でもあるさ

きっと

  • 作詞

    堀越颯太

  • 作曲

    堀越颯太

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アーティスト情報

  • KAKASHI

    群馬県前橋市発ロックバンドKAKASHI。 ​ 感情が溢れても言葉にできない思い、自分自身で解決する他ない葛藤、誰もがふとした瞬間に抱えてしまう気持ちを、代弁するかのような真っ直ぐ心に突き刺さる日本詩、それを流し込むかのようなキャッチーなメロディ、人対人の熱のこもったライブパフォーマンスはROCKと呼ぶほかにない。 2023年12月 ギター齊藤が脱退

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