フィクションのジャケット写真

歌詞

塊恨

∀LBA

嵐が過ぎ去る夜に

残された火種がまだ

燻り続ける中に

歪な命が芽吹いた

萎み切った夢と

狂った今の狭間で

冷めた憎しみと

諦めの波間で

やがて芽は蔓を伸ばし

靴音に紛れながら

歩みを止める素足に

縋りつくように絡んだ

与えられぬなら

その腕で奪え

失くすものなら

初めからない

この身体すら

借り物で

俺を今 かたどるのは

誰かが落とした

ガラクタ

継接ぎだけ繰り返し

綻ばぬように笑った

乾いた空気が喉に這って

肋から滑り抜けた

嘲けるように

舌を出した

決別の日

逃れられぬなら

己も欺け

失くすものなら

初めからない

この身体すら

借り物で

俺を今 かたどるのは

誰かが落とした

ガラクタ

分け合うくらいなら

全てよこせ

ひり出す欲が

尽きるまで

俺を今 裏付けるのは

お前達が遺した

ガラクタ

  • 作詞者

    ZUI

  • 作曲者

    ∀LBA

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孤独に塗れ憂いに満ちた世界をテーマにもがき苦しみながらも生きていく 人間の「儚さ」を奏でるロックバンド「∀LBA」の2ndシングル。

アーティスト情報

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