

川沿いの道に今年も
淡い風が降りてくる
君と歩いた季節だけ
胸の奥で少し遅れる
ポケットに残る切符も
名前のない約束も
捨てられないわけじゃなく
忘れたくない僕がいる
大人になるたび
平気な顔は上手くなる
それでも春は
あの日の僕を連れてくる
花明かりの向こうで
君が笑っているなら
この痛みさえいつか
やさしい光になる
愛は消えるものじゃなく
形を変えて残るもの
会えない日々の中でさえ
君がくれたぬくもりが
僕を生かしている
駅まで続く坂道に
夕陽が長く伸びていた
言えなかった一言ほど
今もきれいに響いてる
誰かを愛することより
手放すほうが難しい
だけど君の幸せを
願える僕でいたいんだ
戻れない場所を
責めるような夜もある
それでも夢は
君を泣かせたくはない
花明かりの向こうで
春が君を包むなら
僕の涙もそっと
風に預けてみるよ
愛は奪うものじゃなく
明日を照らす祈りだと
君と出会って知ったから
別れのその先でも
僕は君を想う
もしも最後の帰り道で
強がらずに言えたなら
何か変わっていたのかな
今も時々考える
だけど過ぎた日々を
悔やむためじゃなく
大切だった証として
胸に咲かせていく
花明かりの向こうで
君が幸せであるように
僕は僕の明日を
ちゃんと歩いていくよ
愛は終わりじゃなくて
生きていくための灯り
君を失くした季節さえ
いつか誰かを守る
優しさに変わる
花びらが舞う空へ
ありがとうを届けたい
君がいたから僕は
人を愛せたんだ
春が巡るたびに
君を忘れるんじゃなく
君に恥じない僕で
また歩き出す
- 作詞者
坂本松昭
- 作曲者
坂本松昭
- プロデューサー
坂本松昭
- ボーカル
坂本匠真

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ストリーミング / ダウンロード
『記憶は光になる』は、出会いに駆け出す胸の高鳴りから、忘れられない夜、海辺に残る面影、そして春の光へと向かう祈りまでを、一本の物語として紡いだJ-POPアルバム。ロックの疾走感、ギターポップの透明感、R&Bの艶、王道バラードの深い余韻が自然に連なり、過去の痛みを消すのではなく、未来を照らす灯へと変えていく。聴き終える頃には、大切な記憶を抱きしめながら、もう一度前を向きたくなる作品です。
アーティスト情報
坂本匠真
坂本匠真は、感情の揺らぎを洗練されたポップへと昇華するシンガーソングライター/ボーカリスト。 過ぎ去った愛が残すぬくもり、傷を越えて心が再び息を吹き返す瞬間、胸の奥でふいに疼く初恋の記憶、眠れぬ夜に滲む静かな孤独、そして闇の果てに差し込むかすかな希望を、繊細な言葉と都会的なサウンドで描き出す。 温かさと艶をあわせ持つ歌声、そして日本語と英語を自在に行き来するバイリンガルな表現力で、ダンサブルな高揚感から深い余韻を残すバラードまで、聴く人の心に長く灯をともす。 神奈川県出身。
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