

白い息が君を隠した
遠い日々の意味を消すように
掠めてく
風の温度が
乾いてく
肌を突き刺して
遠くに
見えた思い出
影を少し重ねては
君は首を傾けて
そっと微笑むの
積もりゆく日々の
隠してゆく
果てもなく遠い
君の虚像
変わらないままの
君をどこかに探してしまう
戻れない日々に
囚われては
進むことのない時の間で
喉元にすら
届かないこの言葉をどうする?
街灯が冷たい空気に
溶けては滲んでいく
代わりの太陽みたいに
ああ 塞いでいく君の
滲んだ面影
私だけが知っている
夕凪
染まりゆく空
君は忘れてしまっても
遠くに響く足音
そっと抱きしめて
いつしか
降り積もる日々
冷たく隠していく
変わらない日々が
隠してゆく
果てもなく遠い
君の虚像
私だけが知る
あの頃の君をまだ探してる
悴んでいく
この手のひら
君の温もりの
その熱で
あの日の追憶で
全てをただやさしく溶かして
いつか春が来て
雪が解けたなら また
会えるかな
- 作詞者
maigo
- 作曲者
maigo
- ミキシングエンジニア
maigo
- ギター
maigo
- ベースギター
maigo

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雪に翳
maigo
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