

雲がないまっさらな夜だから
月明かりがまっすぐに届くんだ
等しく降り注ぐ光として
みんなの夜に寄り添うんだ
黄色と青のコントラスト
まるで絵に描いたような満月だった
街の灯りが小さく見えるくらい
きれいなきれいな月だった
夢を見させて
憂鬱で夜が更けないように
夢を見させて
悲しみで夜が明けぬように
じっと見つめるだけでもいいよ
ただそこにいればそれだけでいいよ
正直者ほど苦しむ日々だから
変わらないものが必要なんだ
だから月明かりこそが僕にとって
唯一の
救いなのだ
流れ星 横切って ねがいごと
その目を開いた途端 思い出す
この世は僕にとって速すぎる
流れ雲が月を隠す
夢を見させて
少しばかりのぬくもりを胸に
明日を迎えられるように
夢を見させて
そこでなら君と会えるように
じっと見つめるだけでもいいよ
ただそこにいればそれだけでいいよ
寝っ転がれば見える月なんだから
今だけは夢見たっていいだろ
僕だって掴めそうな月なんだから
今は笑ったっていいだろ
- 作詞者
ササフネ
- 作曲者
ササフネ

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月下の瞳
ササフネ
アーティスト情報
ササフネ
これは航海の日々。 人の手で作られた笹の舟は、その脆い体を携えて人生という川を下り、やがて広い海へ出る。 たくさんの願いを抱えながら。 『ササフネ』 音楽家。 作詞作曲や編曲を行い、自らイラストを描き、写真撮影をしながら作品制作をしています。 見つけてくれてありがとう! あなたにとって、お守りのような音楽を。
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