たらい回しになってる
逃避行続けていくの
戻りたくなってる
場違いなファンタジーに
鉄のベッドに羽毛と
もどかしさ混同して
火のついた尻尾は 誰の仕業
月が彼らの 悲鳴を聞いて
何食わぬ顔をしてるのを
僕は見ていた
確かに君の事を思っていた
それだけで この夜は
捨て猫みたいだった
明日は我が身だって
知らず 砂を舐めていた
まだ気づきもしないね
もう何もない事を
餌付けした思い出が
充血した目の中から
借りた身体は 返せよと
笑ってる
乾いたら 取り込んで
これを剥いだら 砂漠みたいだ
迷うならと 誰かの研いだ ナイフが
つけた 小さな傷が
ずっと 気になって 気になっていた
慌てた街の 火薬の光が
帰れなくなっていくの
僕は 見ていた
確かに 君の 影が残っていた
見つけて あと何度
乾いた 目の中
月が彼らの 悲鳴を聞いて
何食わぬ顔をしてるのを
僕は見ていた
涙の跡は もう消えていた
今 返しに行くよ
砂で 綺麗にして
朝を待つ 夜の中
僕は 見ていた
月と火薬の斜光
乾いた 目の中
- 作詞
研井文陽
- 作曲
研井文陽
The cold tommy の“斜光”を
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