Lyric

街の声声に

ああもう

聴こえていたい本物は傾いて

空腹の心さえ

小さくなっていった

いつからだろう

期待という言葉の重さを

繰り返す呼吸の荒さを

私は私だと

言えなくなっていく弱さを

大きくしたのは

けれども愛していたい

鈍い光としじまの向こう

確かにある命を

見上げたあなたを

忘れない 忘れない

“ずっと離さないでよ”

形の無い 降り頻る夢を

真水の中じゃ泳げない魚

息が出来ていますか？

ぼやけて見る

反す世界で

幸せと不幸せの境目に

風が吹いている

痛いところに蓋を

聴こえないふりしよう

でもそれじゃ溢れそう

落ちていく嘘の脆さを

本当はずっと

ずっと

けれども愛していたい

眠る未来に 今

贈ろう

私の有る姿を

抱き寄せたあなたを

失えない

失うことは無いでしょう

愛していたい

鈍い光としじまの向こう

確かにある命を

見上げたあなたを

忘れない 忘れない

“ずっと離さないでよ”

降り頻る日々を見せてよ

生きていたい

形の無い 果てない

あなたと